ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.6.25 16:47日々の出来事

金塚彩乃氏迎えた「ゴー宣道場」アンケート回答

第89回「ゴー宣道場」が金塚彩乃弁護士を迎えて、
開催された。
参加した門下生の感想を紹介し、ひとことコメント
を記しておく。
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◆フランスでは緊急事態宣言は人権侵害ではないかと
最初から議論があった。
日本では早く宣言を出せ!と騒いでいた。
違いが明確です。
「行ったり来たりの自由」を主張できるように日本人
の頭を変えていかなければならないのですね。
「忘恩の義務」今日から意識して生活していきます。
(東京都・53歳男性・自営業)
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日本では「行ったり来たりの自由なんか要らない。
コロナが怖いから自由も人権も捨てる」という意見が
圧倒的多数です。
もはや文明人とは言えませんね。
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◆「法の支配」が自由を担保していること、自由の持つ
意味を理解することができました。
言論の自由が存在することが、物事をしっかりと把握
するということが今回明らかになり、「自由」について
考えるきっかけになりました。
(東京都・45歳男性・会社員)
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自由を失苦痛を日本人は分かってない。
中国へ行けと言いたい。
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◆金塚先生のお話を伺い、「自由」という事を改めて考え
直しました。
「行動の自由」とは人間が生きる事、すなわち「生存権」
とイコールで、そこを制限するという事はよほどの理由
や根拠がともなう必要があるという事。
日本は決められない、同調圧力に寄る人が多いのは、
「覚悟」や「思想」がないのではないかと思いました。
そこがないので「覚悟のない正義」の輩が多く、イコール
の自粛警察が大騒ぎするのではないでしょうか。
(神奈川県・50歳男性・ケアマネージャー)
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自粛警察、超臆病者が人生初の勘ちがいの正義を振り回
して大バカな行為をやってるんだからね。悲しい人種だ。
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◆金塚先生のフランス憲法の説明から日本の法に対する
考えの比較があり、やっぱり日本は法治国家ではない
という自分が思ってた事の答え合わせが出来て良かった
です。
保守や右といわれる人達が中国や韓国は法が無いと攻撃
してますが、日本も法治国家ではなかった。
(栃木県・47歳男性・防災設備業)
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自称保守も自称リベラルも、「法」を全く知らない
「八つ墓村」の住民なんです。
「おらはコロナが怖いだで――――!」
「外をうろつきまわる不届きものを捕縛して地下牢
に閉じ込めてくりゃれ――――――!」
「できんちゅうなら、おらが猟銃でぶち殺してやるど
――――――!」
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◆金塚先生のお話を伺っていると、フランスでは
精神的自由が個人の実存と強く結びついており、
それが相互牽制として厳密な法治国家につながって
いるように思われました。
それ故精神的な地盤の異なる日本においては、
厳密な法運用を行う動機が生まれにくく、法整備
以前に動機の検討が必要だと思われました。
(東京都・46歳男性・公認会計士)
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体験で分かることは出来ないんだよ、日本人は。
恵まれ過ぎていたから、「理」で分かるしかない。
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◆“忘恩の義務”この言葉にうなりました。
日本人が一番出来ない事ですね。
裁判所が自身を不要不急と位置づけ“やってない”
なんて…。
裁判所の認識こそが、日本が法治国家でない事の証
というギャグみたいな状況に恐くなりました。
(千葉県・48歳女性・会社員)
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考えるヒントになる重要な言葉を金塚弁護士は次々に
出してくれるから凄いよ!
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◆行政職員として、任命してくれた人、昇格してくれた
人にどうしても目がいってしまうのですが、
「忘恩の義務」は専門職としての行動や判断をしていく
上で重要なフレーズをいただきました。
公立の児童発達支援センターに勤務して3~5月末まで
休業せずに開けていましたが、毎日苦情対応に相当に
エネルギーを使いました。
このエネルギーを子供の支援をするものに使えたら、
救えた子どもが多くいたのにとくやしいです。
(埼玉県・47歳男性・地方公務員)
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薬害エイズ運動でも、教科書運動でも、間違ったこと
を言い出したら、「忘恩の義務」を果たして、去って
いくしかなかった。
そして、今のわしの思想が形成されていく。
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◆裁判所が休みになっているという話を聞いて、
どういう法的根拠で休んでいるのか疑問だったが、
何の根拠もなかったと分かってびっくりしました。
それぞれの裁判体にまかせると丸投げしたとのことだが、
この同調圧力のもとどこか一つだけが裁判を強行しよう
としたら、それだけで非難されていたのではと
思いました。
(神奈川県・46歳男性・会社員)
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裁判を自粛しろ!ってか。
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◆基本的に人には公的自由・人権があり、それをどう
いう根拠で政府、行政が制限するのか?
そういう発想が、恥ずかしながら自分に薄かったなと
思いました。
フランス人は日本人のようにがんばりすぎないという
お話も参考になりました。
(東京都・42歳男性・CGデザイナー)
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日本人は50年くらい自粛させなきゃ分からんかもな。
玉川徹なんか一生自粛しても、コロナに感染しなくて
幸せだったと死んでいくだろう。
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◆「人間の弱さを前提とした上での制度構築」という
考え方、すごく大切だと思いました。
自己責任という言葉が行政に都合良く使われている状況
というのは、本当に問題だと思いました。
(東京都・43歳男性・会社員)
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「自己責任」という言葉が、弱者を見捨てる言葉として
使われることがある。
何にも頼らないという自分の覚悟は「自己責任」という
言葉を使わないようにしなければならないかもな。
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◆まちがえたら、まちがいを認めて、別の道を行けば良い、
というお話はその通りと思い、大事な事だと思います。
自粛は本当に必要だったのか?
検証して、まちがっていたら、認める勇気を持って
ほしいと思いました。
(千葉県・女性・イベント施設の臨時職員)
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これが一番必要なのは玉川徹であり、彼には絶対できない
でしょう。
3か月にわたり、全面的に間違っていたと認めなければ
ならなくなる。
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◆「セカンドチャンス」を後押ししたり、「褒める」と
いう行為は自分でも今日からでも実践出来そうなので、
まずは自分から変わっていこうと思う。
(東京都・40歳男性・会社役員)
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年を取ると褒めるべき人が見つかったら、惜しみなく
褒めたくなる。
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◆コロナの件で日本が問題なのは、法的根拠なく、
行政も責任もとらず、空気で圧をかけていることだと
思う。
これではどこからどこまでやれるのか?よくわから
ない状態でストレスフルになる。
フランスの法治のよさは、法で明文化するので
範囲がわかりやすいということで、国民もやりやすい
のではないか。
安易に出羽守はやりたくないが法治主義の成熟では、
フランスはよくできている国だと思った。
問題は日本に合った形の法治主義はどういったもの
なのだろうか?日本にできるのか?ということだ。
(千葉県・29歳男性・カウンセラー)
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その通り。日本に合った法制度にしなければ。
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◆日本という国は大好きですが、このコロナ禍に
おいてお上にあまりにも従順な羊となっている
日本人の国民性がとても不快です。
日本には基本的人権、公的自由というものが根付いて
いないのだと痛感しました。
(東京都・49歳男性・会社員)
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まったく同意します。
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◆メチャ楽しかったです!
「私」の感情を殺して「公」に仕えるべき政治家、
公務員が「公」を語らない。
どの様な「公」を目指すのか、それに何が必要なのか
を市民に問いて欲しい。
ぶつかり合って社会を磨いていきたい。
金塚先生ありがとうございました!
ブログ拝読し、勉強します。
(茨城県・37歳男性・会社員)
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また来てもらいましょう。
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◆金塚先生のお話がとてもおもしろく、勉強になり
ました。
やはりライブで、マスクなしでお聴きするのが熱意も
気持ちも感じられてとてもよかったと思いました。
大変な状況の中、開催していただき、誠にありがとう
ございました。
(静岡県・38歳男性・会社員)
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しかし、大満足な「ゴー宣道場」だったなぁ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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